「オメガ3脂肪酸」肌への効能は?食品だけで・・

オメガ3脂肪酸・オメガ6脂肪酸とのバランス オメガ3脂肪酸

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オメガ3脂肪酸は、必須脂肪酸として摂取の目安量が設定されています。

さまざまな食品に含まれていますが、意識して摂らないと不足しがちな栄養素です。

体内でつくることができないので、外部からの摂取が欠かせません。

NHK「あさイチ」2020.1.8で、オメガ3が特集されましたが、番組の解説者で麻布大学・守口徹教授も、サプリメントでの摂取を推奨していました。

オメガ3脂肪酸は、血液をサラサラにする働きがあり、心筋梗塞や脳梗塞の原因になる動脈硬化に効果がありますが、実際にオメガ3脂肪酸を摂っている人は、肌の変化を感じることが多いようです。

血流の改善によって、肌質が変化したと考えられます。

線維芽細胞への直接的な働きは不明ですが、スキンケアのヒントにしてもらいたいと思います。



「オメガ3脂肪酸」はお肌にも効果がある?

オメガ3脂肪酸が体に良いことはわかっていても、普段の食事で意識して摂っている人は少ないようです。

マイナビウーマンの調査でも、オメガ3脂肪酸を「意識して摂取している」と答えた女性は、わずかに6.4%。

注目されている栄養素でも、食事でバランスよく摂取するのが、いかに難しいかが分かります。

”動脈硬化への効果”と言われても、健康そうな女性にはあまり関心が無いのかも。

でも、”お肌の状態が変わった”という方も多いようですから、スキンケアの栄養素としても注目したいところです。

「オメガ3脂肪酸」2週間ぐらいで肌にも変化が!?

NHK「あさイチ」で紹介された女性の場合、2週間ぐらいで肌に変化を感じることができたようです。

血行がよくなったことで、冷え性や乾燥肌が改善したということでしょう。

また、マイナビウーマンでは、オメガ3脂肪酸を意識して摂取している女性から、体感についてアンケート調査をおこなっています。

以下は、その一部を抜粋したものです。

お肌がきれいになっている気がする
21歳

肌の荒れがましになった気がする。花粉症もましになったような。
34歳

オメガ3脂肪酸の働きによって、血行が良くなりますから、皮膚の毛細血管の血流が改善し、肌質にも変化が起こると考えられます。

オメガ3脂肪酸が多い食品

NHK「あさイチ」で紹介されたオメガ3脂肪酸を含む食品と、その100gあたりの含有量を抜粋してみました。

●サンマ 3,780mg
●サバ 2,120mg
●サーモン 1,590mg
●イワシ 2,100mg
●いくら 4,700mg
●タラコ 1,190mg
●あん肝 7,680mg
●カキ 290mg
●くるみ 8,960mg
●エゴマ油 58,310mg
●アマニ油 56,630mg
●しそ油 60,000mg

普段の食生活を考えると、食べていそうな気もしますが、実際の摂取量は足りていないのが実情。

妊娠中の女性は特に不足しがち

とくに、妊娠中や出産期の女性では、赤ちゃんへの栄養補給のために、母体のオメガ3脂肪酸が不足しがちになります。

”産後うつ”の症状は、オメガ3脂肪酸の不足によるものと言われています。

女性のカラダは、”血のめぐり”が大きく関係していますから、意識してオメガ3脂肪酸を摂取したほうがいいようです。

青魚の恵みDHA&EPA

サプリメントによる摂取も効果的

サプリメントをきらう方も少なくありません。しかし、NHK「あさイチ」の解説者・守口教授は、サプリメントによる摂取を推奨しています。

それだけ、通常の食生活では不足しがち、ということです。

ちなみに、日本人の食事摂取基準(2015年)では、オメガ3脂肪酸の摂取目安量は、次のようになっています。

オメガ3脂肪酸・摂取目安量

また、EPA(エイコサペンタエン酸)およびDHA(ドコサヘキサエン酸)については、1日1g以上摂取することが望まれています。

◎「EPA」と「DHA」について
EPAとDHA、どちらもオメガ3脂肪酸の一種です。
代表的なオメガ3系脂肪酸に、「α-リノレン酸」がありますが、このα-リノレン酸が体内に入ってから代謝されて、一部がEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)になります。

青魚の恵みDHA&EPA

オメガ6脂肪酸との関係

オメガ3脂肪酸・オメガ6脂肪酸とのバランス

オメガ6脂肪酸も、オメガ3と同じく必須脂肪酸です。

しかし、摂り過ぎると動脈硬化になるなど、オメガ3と逆の働きがあるのが特徴です。

厚生労働省では、18歳以上の成人の場合、7~11g摂取するのが望ましとしていますが、普段の食事で過剰摂取になりがちな栄養素。

そのため、オメガ3とオメガ6との適度な摂取バランスが推奨されています。

「日本人の食事摂取基準(2015)」では、”オメガ3:オメガ6=1:4”とされているようですが、NHK健康chで紹介された福岡県・久山町の大規模疫学調査によれば、”オメガ3:オメガ6=1:2”です。

オメガ6がこの比率を超えると、急激に心臓病の死亡リスクが高くなるとのことですが、統一された基準は見当たりません。

はっきりしているのは、DHAやEPAに代表されるオメガ3脂肪酸の摂取量が不足しているということです。




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