お肌のケアは、カラダの内側から大事な栄養素を摂ることがとても大切です。
美容に効果があると言われるビタミンCは、美容液などで皮膚に付けてケアするよりも、 口から摂取するほうが、カラダに良さそうなのはなんとなくわかる気がします。
ビタミンCの抗酸化作用を考えただけでも、カラダが元気になりそうです。
「コラーゲン」や「ヒアルロン酸」も、皮膚のハリや弾力を作る大事な成分ですが、コラーゲンを皮膚に塗ったときの効果は?
美容成分「コラーゲン」「ヒアルロン酸」は塗る?飲む?
さまざまな”塗るコラーゲン”が、化粧品メーカーから発売されていますが、 コラーゲンを直接皮膚に塗っても、コラーゲン本来の働きはしてくれないようです。
コラーゲンは、主に真皮層に存在していて、 いくつかの違った型のコラーゲンで構成されています。 なんとその種類は、現在わかっているだけでも28種類!
これらのコラーゲンがそれぞれの役割で皮膚を支えていて、 ハリや弾力を作り出しています。
角質層の深部へはなかなか届かない
はたして、皮膚に塗ったコラーゲンが、この真皮層まで届くのでしょうか。 一般的には、お肌に塗った成分は、角質層までしか届かないと言われています。
どんな化粧品の説明書を見ても、真皮層まで届くとの説明はありません。 大抵、小さな文字で注意書きがあり、”角質層の深部まで”などと書かれています。
角質層にはバリア機能がありますから、美容成分のコラーゲンが角質層の深部までとどくのは難しいことになります。
皮膚に塗って悪い成分ではありませんし、保湿としても効果は期待できるでしょう。
しかし、本気でお肌をケアするら、コラーゲンは、飲んでカラダの内部からケアするしたいところです。
ヒアルロン酸の驚きの保湿力!
ヒアルロン酸は、保湿成分として、カラダ全体の50%が皮膚に集中していて、ヒアルロン酸1gで、なんと6リットルもの保湿力があるから驚きです。
年齢とともに、どんどん減っていくヒアルロン酸ですから、 女性の肌にとっては、憧れの成分といってもいいかもしれません。
このヒアルロン酸も、実は真皮層で水分を保つ働きをしています。 つまり、ヒアルロン酸を肌の外側から塗るだけでは、 真皮層までは届きませんから、ヒアルロン酸本来の役割は期待できないことになります。
コラーゲンやヒアルロン酸を作る「線維芽細胞」
コラーゲンやヒアルロン酸など、皮膚に必要なこれらの成分を作り出している細胞が、繊維芽細胞です。
加齢などによって繊維芽細胞が衰えてくると、コラーゲンやヒアルロン酸など、 お肌に必要な成分を充分に作ることができなくなって、 肌のハリや弾力が失われていきます。
多くの美容ドリンクには、線維芽細胞にはたらく成分が配合されていますので、体の内側から少しづつお肌をケアしていくことが期待されます。
お得な定期コースや、お試しがある美容ドリンクもありますので、ご自分の好みや体質に合ったものを探してみることをおすすめします。