女性の更年期は、カラダにさまざまな影響を与えますが、肌トラブルのその一つです。
更年期は中高年になってから、と思っている方も多いですが、近年、早い年齢から更年期症状に悩まされる方も増えているそうです。
更年期にはなぜ肌トラブルに?
お肌の弾力やハリ・ツヤは、女性ホルモン・エストロゲンと密接な関係があります。
エストロゲンの減少は、更年期の肌トラブルの大きな原因の一つになっているのです。
女性ホルモンであるエストロゲンには、皮膚の老化をおさえ、表皮細胞の増殖をうながす働きがあります。
また、真皮の線維芽細胞に作用して、コラーゲンやヒアルロン酸などの産生を促すことで、皮膚の弾力や潤いをつくりだしています。
若い女性の肌が、弾力があってハリ・ツヤがあるのは、この女性ホルモン・エストロゲンが大きな役割を果たしているわけです。
逆に、エストロゲンの分泌量が減ると、肌の弾力やハリ・ツヤが無くなるだけでなく、女性らしさも失われていくことになります。
女性ホルモンの分泌量のピークは?
卵巣で卵巣ホルモン(エストロゲン)がつくられるのは、8~9歳ごろからで、分泌量の増加とともに女性らしい体つきになります。
14歳ごろまでに生理が始まり、エストロゲンの分泌量が安定するのは20歳ごろです。30代になると、エストロゲンの分泌量がピークになり、40代からは低下していきます。
50代で閉経すると、その後分泌量は激減し、60歳ではほぼ分泌が無くなります。
エストロゲンと同じように、お肌の3大美容成分(コラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチン)も、40歳からコラーゲンとヒアルロン酸が急激に減少していきます。
20代でも女性ホルモンの分泌量が低下する!
更年期になると、エストロゲンの分泌量が減少しますが、最近では、20代、30代の若い方でも更年期障害が増えているそうです。
「若年性更年期障害」と呼ばれています。
働く女性が増えてストレスを抱えることが多くなり、ストレスが自律神経の働きに影響を与えることで、ホルモンバランスが崩れることが、原因の一つです。
その他にも、飲酒や喫煙、過度のダイエット、睡眠不足や偏った食事などが若年性更年期障害の原因になると言われています。
線維芽細胞が女性ホルモンを作る!?
皮膚の真皮層にある線維芽細胞には、男性ホルモン「アンドロゲン」を、女性ホルモン「エストロゲン」に変える酵素を出すことが知られています。
それによって、30歳ごろからは、皮膚でのエストロゲンが増えるとの研究報告もあるようです。
つまり、皮膚の線維芽細胞のはたらきを高めることが、お肌のケアだけでなく女性らしさを維持することにもつながることになります。
線維芽細胞のケアは体の内側から
真皮層にある線維芽細胞は、一般的にお肌の外側からではケアするのが難かしいとされています。
スキンケアコスメによる外側からのケアでは、一般的に皮膚の一番外側の角質層までしか成分が届かないとされているからです。
美容ドリンクは、カラダの内側から線維芽細胞にはたらく美容成分を届けることができるので、女性ホルモンであるエストロゲンの産生にも関わっていることにもなります。
つまり、更年期になっても、線維芽細胞にはたらくスキンケアをすることが、女性らしさを維持する秘訣とも言えそうです。
線維芽細胞にアプローチする美容ドリンク
このサイトでは、線維芽細胞にはたらく美容ドリンクについて紹介していますが、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量や線維芽細胞の活性には個人差があります。
口コミなどでも、その効果を実感している方とそうでない方がいるのは、そのためではないでしょうか。
つまり、どんなに優れた成分を配合した美容ドリンクでも、一度試してみなければ、自分に合うか合わないかはわかりません。
お得な定期コースや、お試しがある美容ドリンクもありますので、ご自分の好みと体質に合ったものを探してみることをおすすめします。