ストレスは、お肌の大敵と言われますけど、なぜ?
くすみが出てきたりクマが出来るのは、肌の調子が悪いからですが、血流の悪さが原因。もちろん、シミやシワも。
ストレスがたまって自律神経のバランスがくずれることで、血流が悪くなり、皮膚への栄養分が十分とどけられないことが原因と言われます。
自律神経の乱れによって、ホルモンバランスがくずれ、ニキビや吹き出物に悩まされる方も多いですね。
顔がテカってくるのも、ホルモンバランスがくずれて、男性ホルモンが多くなるから。
中年男性のオデコのテカリ、あれと同じなんて耐えられませんよね。
こんな肌のトラブルはストレスが原因と言われても、ストレスを意識的に取り除くことができないので、とてもやっかい。
少なくとも、肌にトラブルが起きたときは、その原因の一つとしてストレスがたまっているのかも?
専門医によれば、早目のケアが欠かせませんが、外側と内側からのケアが大事とのこと。手遅れにならないための参考にしてください。
ストレスで肌トラブルが起こるメカニズム
ストレスを感じると、副腎皮質からコルチゾールというホルモンが分泌されます。
コルチゾールは、ストレスを受けると分泌量が増えることから、別名「ストレスホルモン」とも呼ばれ、筋肉でのたんぱく質代謝、脂肪の分解促進、抗炎症や免疫抑制などの働きがあって、人間のカラダに必須のホルモンになっています。
しかし、過剰に分泌されると、免疫力の低下や不妊を引き起こすとも言われるので、あまり有難くないホルモンと思っている方も多いようです。
じつは、表皮には「ランゲルハンス細胞」があって、皮膚を外部の刺激から守っています。
ストレスを受けると、ストレスホルモンであるコルチゾールの働きによって、ランゲルハンス細胞が減少すると言われます。
ランゲルハンス細胞の減少によって、肌は紫外線などの外部刺激の影響を受けやすくなり、肌の老化やシミ・シワなどができやすくなるようです。
アトピー性皮膚炎も肌の免疫力と関係?
ストレスによるランゲルハンス細胞の減少は、肌の免疫力を低下させ、ときにはアトピー性皮膚炎になる方もいるようです。
プレジデント ウーマン「肌の不調に直結するストレスを軽減する方法」にコメントを寄せているemiスキンクリニック松濤 中崎恵美院長先生によれば、大人になってから発症したアトピー性皮膚炎は、基本的には完治しないとのこと。
一生のつきあいになってしまうので、早目のケアが重要と言います。
カラダの内外からのケアが必要
中崎恵美院長先生によれば、”女性にとっては、肌荒れそのものが精神的なストレス”とのこと。
ニキビなどを放置して悪化させると、痕(あと)になってしまうことがあるので、早めに皮膚科に相談することをすすめています。
ストレスからくる肌の不調は、塗り薬だけでは対応しきれないことも多いのが現実。
コルチゾールの分泌によって、ビタミンやミネラルが消費されてしまうので、バランスの良い食生活が基本ですが、食事による栄養補給がむずかしいため、サプリメントの活用をすすめています。
ストレスが強いときは、即効性のあるグルタチオンやビタミン注射も効果的ですが、漢方薬などを処方することもあるようです。
ただし、薬による治療では、止めたときに元の状態へ戻ってしまうことも。
肌トラブルを繰り返さないためには、しっかり睡眠をとって、バランスの良い食生活を心がけなければいけませんね。
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