ラメラ構造と肌トラブルの関係

生活習慣

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皮膚のラメラ構造が乱れると、お肌が乾燥してシワやシミ、ニキビやくすみなど、さまざまな皮膚トラブルの原因になります。

ラメラとは「層状」のことで、ちょうどミルフィーユのような状態を意味します。

角質の細胞をつなぐ細胞間脂質の構造のことで、脂質の層と水分の層がミルフィーユのように交互に規則正しく重なりあうことで、外部からの異物や細菌などから体の内部を守っています。

また、体内の水分の蒸発を防いで、お肌を乾燥から守っているのもこのラメラ構造のおかげです。

ラメラ構造の乱れによる肌荒れ

ラメラ構造の油分と水分のバランスがくずれると、皮膚の水分や皮脂が減少するため、肌荒れやカユミが生じます。

特に、冬の乾燥期にはその症状が強く出るので、つらい思いをされる方も少なくありません。

ラメラ構造の角層の厚さは、わずか0.02mmしかありません。このとても薄い部分で、外部からの刺激から内部組織を守り、内部の水分が蒸発するのを防いでいるわけです。

  • バリア機能
    ー角層の表面は、主に皮脂腺から分泌される皮脂でできた「皮脂膜」で覆われ、体外からの異物や細菌などの侵入を防いでいます。
  • 保湿機能
    ーラメラ構造になっている角質細胞の間は、「角質細胞間脂質」で満たされています。角質細胞間脂質の成分「セラミド」は、皮膚の水分が蒸発するのを防いでいます。

このラメラ構造は、10数層~20層ぐらいが重なっていますが、サランラップほどの厚さしかないことを考えると、スキンケアの大切さがわかります。

ターンオーバーとラメラ構造

お肌のターンオーバーは、基底細胞から生まれた細胞が、上へ押し上げられて、角質層を経て最後は垢となって剥がれ落ちるまでのサイクルのことです。

理想的な周期は、角質層にたどり着くまでが14日間、角質層にとどまるのが14日間の計28日周期とされています。ほぼ1ヶ月ですね。

このターンオーバーのサイクルが正常でないと、ラメラ構造の乱れによって、外部からの刺激に弱くなるだけでなく、皮膚の水分も蒸発してしまいます。

スキンケアアイテムは、少なくとも1ヶ月は使ってほしいというのは、このターンオーバーのサイクルが関係しているから。でもこれは、若い方の話ですね。



年齢とともにターンオーバーのサイクルは変わる!

ターンオーバーのサイクルが28日間、約1ヶ月と言われるのは、20歳ぐらいのお肌の話。

年齢とともに、ターンオーバーのサイクルは長くなると言われます。40歳なら約60日間、50歳では75日間とも。

つまり、スキンケアでお肌をととのえるためには、年齢に応じたケアが必要になるということ。

つまり、口コミなどで好評でも、使ってみたら同じように効果がなかった、というのはターンオーバーのサイクルが関係しているかもしれません。

ラメラ構造をととのえるには内側からのケアも

きれいなラメラ構造は、規則正しいターンオーバーのサイクルによってカラダの内側からつくられていきますから、外側からのケアだけでは、十分ではありません。

不規則なライフスタイルや食生活の乱れによって、お肌の調子が悪くなることはだれしも経験があるはずです。

健康な皮膚のハリやツヤ、弾力をつくりだしているのが、三大美容成分といわれる「コラーゲン」「ヒアルロン酸」「エラスチン」

この三大美容成分は、真皮層にある線維芽細胞にしかつくることができません。

クラ―ゲンたっぷりの食材をいくら摂っても、そのままお肌の「コラーゲン」「ヒアルロン酸」「エラスチン」になるわけではないのです。

そのため、多くの美容ドリンクが、この線維芽細胞へのはたらきに焦点をあてて開発されています。




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線維芽細胞にはたらく7種類の注目成分!
線維芽細胞が、三大美容成分「コラーゲン」「ヒアルロン酸」「エラスチン」をつくりだすことがわかってから、体の内側からスキンケアをする方が増えてきました。 皮膚の外側からのケアでは、真皮層の線維芽細胞まで成分をとどけることが難しいからです...